黄帝内経から読む2026年の運勢
新たな年を迎えました。
今年は丙午ということで、馬にちなんだグッズをよく見かけます。
丙は「火の兄」で、午は例えば「正午」などのように陽気の盛んな状態だと考えます。
漢方医学における運気論(黄帝内経)では、丙の年は「水運太過(すいうんたいか)」と言います。
水の力が強く、火の力を弱める年、このような意味です。
しかし丙午ですから、火の力も負けずに強まり、なにかと賑やかで変化の多い一年になるのではないか?と考えています。
九星で見ても、今年は「一白水星」です。これもやはり「水の年」です。
しかし、丙午で陽気が強いため、水と陽気がせめぎ合う一年になると思います。
つまり、アクセルとブレーキを両方踏み切る感じでしょうか。
陽気が高まるということで、何かあたらしいことを始めるのには良いけれど、逆風も同じように強いと考え、
浮かれず、足元をしっかり固めながら力強く進むと良いと思います。
激流の中を遡っていく、そういうイメージででしょうか。
陽気が強いので、流れに押し負けることはないはずです。
また、水や火は形をもたず、自由に変化をします。
そうして、水は全てに浸透し、火は全てを燃やし尽くすかのように、定型や常識から離れ、柔軟な発想と変化、対応、そうして強い信念を持ってください。
柔軟で強い想いが、道を切り開くと思います。
そんな年だからこそ、水に関する症状、疾患、それから災害に気をつけましょう。
漢方医学では、水は「腎臓」「骨」「耳」「老化」にも関係しています。
冷え、浮腫、関節痛、泌尿器疾患、骨のトラブル、難聴などこれらも「水」に関わるものです。
水は勢いが強ければ土の力を押しつぶすと考えます。
ここでいう土は、消化器官ですから、食欲不振、胃腸のトラブルにも注意が必要です。
そうして、旺盛な水の力によって火の勢いが弱められます。
ここでいう火は、心臓つまり循環器です。
ですから、循環器疾患、脳血管障害、このようなことにも気をつけましょう、このように考えていきます。
しかし、丙午の陽気が強いので、水つまり陰気に押しつぶされることはないと思います。
ただ、陰陽が激しくぶつかるというのは、強いエネルギーを生じてトラブルも多いものです。
豪雨、豪雪、台風、洪水、さまざまな水に関わる自然災害もまた注意が必要です。
とはいえ、ここ数年は線状降水帯の発達により、日本各地で豪雨とそれに伴う水害が多発しています。
そうして、強烈な猛暑、残暑にも注意ですし、昨年も続いた火災、森林火災も要注意です。
だから、何かあった時こそ深呼吸をして、冷静さを取り戻し、一旦よく周りを観察できるゆとりを忘れずにいたいですね。
昨年は、自由が丘の街も豪雨による浸水で大きな被害を受けました。
今年の運勢などは関係なくても、これら水の問題には注意を払っていきたいですね。
そうして、気圧の変動や湿度の変動などで、いわゆる気象病を訴える方も増えています。
人は大自然の影響を受けて生きていますので、地球上に生きている限り逃れることはできません。
だから、それらに過剰な影響を受けない強い心身を養っていきましょう!
ぜひ「足三里へのお灸」を実践してください。
もちろん、なにか体調の心配があれば、和氣香風へご相談ください。
・
・
漢方薬担当の小林香里、2冊目の著書が河出書房新社から発売中です。
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309294544/
スーパーや輸入食材店などで買えるもので、健康や美容に良い食事をするサポートになればと思ってつくりました。
全国の書店はもちろん、Amazonや楽天などのオンライ書店でも販売中です。
ぜひご家庭や職場に一冊!!
---------------
漢方薬担当の小林香里と鍼灸担当の山本浩士。
夫婦二人三脚で臨床にあたっている予約制の小さなお店。
【営業日:火水土日10:00〜17:00】
来店が難しい方にはオンライン漢方相談も実施しています。

