脳卒中後の後遺症の改善
暑くなったと思ったら、ひんやり肌寒い日が続きますね。
今週末はまた暑いとのことですが・・・なかなか体調管理が難しい季節です。
和氣香風には、さまざまな症状、病名の相談が寄せられます。
先日、脳卒中により半身不随になった方へ、鍼灸治療をしました。
翌日に患者様から連絡をいただき、不安定だった足に安定感が出たことと、
動きの悪かった片側の顔面の筋肉が、良い方と同じように動かせるようになった、と嬉しい報告をいただきました。
顔面部分はノータッチです。
手足に、2本の鍼を1ミリほど刺し、あとは手足の動きが良くなるように手技を施しただけです。
それで、触ってもいない顔面部分の筋肉が正常に動き始めたのです。
全身は繋がっているということですね☺️
【春におすすめ養生法】
冬の間にエネルギー不足が起こると、春に芽吹く力が足りず上手に発芽、発生、発散することができません。
そのため、気血の巡りが悪く、内側に気血の滞り、熱の滞りなどが生じ、花粉症のようなアレルギーや躁鬱症状が増える季節でもあります。
①まずは、体をしっかり伸び縮みさせて全ての関節と筋肉を動かしましょう。
血流の促進には筋肉の動きが欠かせません。しっかり動かして発陳させましょう‼️
②もう一つ、自分の手のひらや拳を使って腰をよく按摩しましょう。
腰には「腎臓」があり、それを刺激して活性化させることは免疫機能の正常化にも役立ちます。
③最後は足湯。
熱めのお湯に、くるぶしの上ぐらいまで足を20分つけましょう。
冷めてきたら差し湯をし、ぼーっとのんびり音楽でも聞きながら足湯をし、のんびりと夜を楽しんでください。
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漢方薬担当の小林香里と鍼灸担当の山本浩士。
夫婦二人三脚で臨床にあたっている予約制の小さなお店。
【営業日:火水土日10:00〜17:00】
来店が難しい方にはオンライン漢方相談も実施しています。